子どもにせがまれて飼い始めた犬

私は特別な犬好きでも犬嫌いでもありません。しかし、自分で飼いたいとは思ったことがありませんでした。なぜなら、一旦犬を飼い始めたら、最後まで責任を持たなくてはいけないからです。

しかし自分の意と反して犬を突然飼い始める機会がありました。ことの発端は、娘の誕生日の会話からでした。義母の家に遊びに行ったとき、「誕生日には何が欲しい?」と何気なく聞いたそう。そこで娘が答えたのが「犬」だったのです。

義母はそれならとすぐさま自分の知っているブリーダーに連絡を取り、犬を飼い始める手続きを始めました。娘の親である、私たちには何の相談もなく。

義母は私の娘をびっくり誘うと思ったのでしょう。そのため、犬が家にやってくるという数分前まで、私たちは知らずにいたのです。犬が来る数分前に私たち夫婦だけに話がありました。これから「犬が来るよ」と。私は自分たちが飼うことになるなんて思ってもおらず、「誰かが遊びに連れてくるのですか?」とのんきに聞いてしまいました。

義母は「違うわよ、飼うのよ」と。「は?」ですよね。考える間もなく、犬は到着。私たちは自分たちの気持ちを消化できず、正直犬に近寄ることさえできませんでした。しかし、義母と娘は、子犬を見るなり、まさに一目ぼれ。そして、「絶対かわいがる!絶対お世話をする!」という娘の言葉を聞いて、渋々受け入れることにしたのです。

慣れてしまえば、情もわいてきます。ただ、私にとっては、私たちの生活には飼うべきものではなかったと思います。誰が世話をするのか、誰が散歩をするのかといった話し合いが全然なされなかったからです。

ただ娘にとっては、相棒のような存在。そのため、犬がいたことで救われたことがたくさんあったに違いありません。それを考えると、いてもよかったかもとも思いますね。

やはり生きているものを飼うこと。それが犬である場合、責任ということを常に考えさせられる毎日です。娘にとっては愛犬ですが、私にとっては修業かな。